飲食店の中でネズミの被害が発生している店舗ではネズミに吸血するダニにより従業員の方々がダニに刺されるケースが多いようです。ツメダニやシラミダニ類では、刺されて皮膚炎を起こすことがわかっています。最近ではヒョウヒダニ(チリダニ)類が、気管支喘息などのアレルギー性疾患に関与しているようです。
住居のダニはチリダニやツメダニなど十数種類います。ダニが増えるのは、高温多湿・エサ・産卵場所がある畳やコンクリート上のカーペットです。畳や布団も大好きです。
ダニに刺された場合は、一般的にかゆみがひどく一回刺されると3〜5日間位かゆみが残る。風呂に入ったり、冷暖房をつけて皮膚が刺激を受けると急にかゆく感じることもあるが刺されたのはその時でなくそれ以前である

現在、世界でダニの種類は数万種類おり、約1万種が記録されているが発見されてない種も相当いるだろうと云われています。また、日本では約1000種類ほどが知られています。
ダニ類は昆虫類とは違い触覚が無く、多くのものは目を持っていません。体が平たく、頭、胸、腹の区別が無く8本の脚がある点が昆虫との大きな違いです。
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このダニは人を刺します。体長0.7mmくらいのダニで、吸血しないときには灰白色です。吸血すると赤〜黒色になり、体長も1mmくらいになります。普段はネズミから吸血します。
ピークは春秋の頃でネズミの巣に大量発生して室内に侵入しますが、ネズミが死んだりすると巣から這い出して人を吸血することがあります。殺鼠剤でネズミ駆除を行なってネズミが死ぬと、その体内から離れたイエダニが人に吸血することがあります。刺されると激しい痒みがあり、小さな発赤が残ります。
天井裏や床下にネズミが進入している場合一般家庭や事務所でも吸血されることがある。このダニに刺された場合はネズミを駆除してからダニの駆除をする必要がある
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刺すことはありませんが、喘息の原因物質(アレルゲン)として知られるようになってきました。0.4mmくらいの小型の乳白色のダニで、家の中のチリやホコリが大好物です。
ヒョウヒダニの餌は人のフケや垢で、カーペットや古い畳、布団に多くみられます。死骸やフンも喘息やアトピー性皮膚炎の原因となります。
ある学校の床面のゴミを調査したところヒョウヒダニが一番多かったという結果が報告されている
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このダニも人を刺します。ヒョウヒダニよりもやや大型で、動きも早く活発です。たくさん発生すると人を刺し、皮膚炎を起こします。刺されてから半日以上たってから痒みがでてきます。
脇の下や太股などの柔らかいところを好んで刺します。新築や新しい畳で、よく乾燥されていないと多くの仲間を増やします。大きさは0.5mm程度です。
ツメダニ科のダニには捕食性の種類が多く、コナダニ類を食べるコナダニ類は人の皮膚を刺さないが、コナダニが大発生するとツメダニも増え人の皮膚を刺し皮膚炎が起こる
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疥癬(かいせん)を起こすダニである。人の皮膚に孔道を作って生活し、人にだけ寄生する。体長0.3〜0.4ミリメートルの扁平な円盤形をし、体に細かい横皺模様がある。
メスは皮内に産卵し2〜3週間で成虫になる。雌は産卵時に皮内に穴をうがって潜入する。
人の手指の股、肘の内側、腋の下、へその周囲などの皮膚上で生活し、ヒゼンダニが穿孔した皮膚には激しいかゆみを伴う。近年老人ホームで院内感染し問題となったことがある。
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