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有限会社 ナカイ

樹木害虫(ケムシ)

[その1:ケムシってなに?] [その2:ケムシの種類]

ケムシの種類

アメリカシロヒトリ モンクロシャチホコ

アメリカシロヒトリ

年2回、サクラ・ヤナギ・プラタナス・クワなど種々の植物を食べる毛虫。体長は最大で約30mm。幼虫は頭部が黒で全体には灰白色。

葉を糸で覆い巣を作り、集団で生活する。街路樹、庭木などで大量に発生することがある。幼虫が移動する際に家屋に侵入して不快害虫となる事があるが、人体への直接被害はない。

モンクロシャチホコ

最大で50o位になる毛虫。夏に集団でサクラ、ナシ、シラカバ等の葉を食べる。小さな時は茶色だが、大きくなると黒くなり白っぽい毛が列を成して生える。幼虫は7月〜8月にかけて集団で暴食するため地上には大きな糞が無数に散らばり、枝が丸坊主にされていく。、8月〜9月にかけて地上に降りて来て落ち葉や土の中の浅いところで蛹になり越冬する。

チャドクガ ドクガ

チャドクガ

成虫は全体黄色で、雄には黒褐色と黄色の2型がある。年2回の発生で、成虫は7〜8月及び9から10月に出現する。幼虫はツバキ、サザンカ、チャなどのツバキ科の植物に限られる。終齢幼虫の体長は約25o。頭部は黄褐色。体は淡黄色で全体に青みをおびています。亜背線は暗褐色で太い帯状、気門上線は暗褐色で亜背線に接近してその中間は白線である。若齢幼虫は頭部を揃えて群生します。

ドクガ

中型の蛾。成虫は全体黄色で、前翅に褐色の帯状紋と、黒色の小点がある。発生は年1回で、6〜8月頃見られる。越冬は幼虫で行う。幼虫は4月初めに越冬から目覚め、6〜7月頃までに11〜17齢を経て終齢幼虫となり、落ち葉の間などに潜り、茶褐色の繭を作る。幼虫の胴部には毒針毛があり、それが激しい皮膚炎を起こす。蛹化する際に、繭内部に毒針毛を塗りつけるために、羽化した成虫にも毒針毛が付着する。幼虫は非常に多種にわたる樹木を食害する。

クロシタアオイラガ イラガ

クロシタアオイラガ&イラガ

日本全国に分布していて、ドクガと並び人体に被害の多い毛虫です。終齢幼虫は25oくらいで、ずんぐりとした体に多くのトゲを持った肉質の突起がある。

このトゲは中空で体内の毒腺につながっており、刺すと同時に毒液を注射します。他の毛虫に見られる「かゆい」のとは違い電撃的な「痛み」が走ります。イラガの幼虫はいろいろな樹木を食害しますが、特にカキ、サクラ、ウメ、ケヤキ、カエデ、クリなどによく見られます。通常年1回の発生ですが稀に2回発生する事もあります。幼虫は7〜8月頃から10月頃にかけて見られます。木の枝に褐色と暗白色の縞模様の小さなウズラの卵のようなものがついている事がありますが、これがイラガのマユです。

オビカレハ クスサン

オビカレハ

春にサクラやヤナギなど広葉樹の葉を食べる毛虫。体長は最大で約50mm。幼虫は体が黄色く黒い縦縞があり、頭部は黒い。白い糸で巣を作り、その中や表面に群居する。成長すると体の横側や頭部が青っぽくなる。

クスサン

春から初夏にクリ・クルミ・トチノキ・ウダイカンバなどの葉を食べる大形の毛虫。体長は最大で約80mm。

幼虫は黒く、毛が少ない。集団でいることが多い。成長すると長い水色の毛が生える。街路樹のトチノキ、果樹園のクリやクルミでしばしば多発し、天然林のウダイカンバやトチノキで多発することもある。

マイマイガ マツカレハ

マイマイガ

春から初夏にカラマツや広葉樹の葉を食べる毛虫。体長は最大で約60mm。幼虫は背中に青と赤の突起物あり、頭部は茶または灰色、黒い八の字の斑紋がある。春に孵化し森林や果樹で大発生して大きな害をだすことがある。1齢幼虫に触ると人によっては発疹がでる。

マツカレハ

幼虫は70oに達する大型の毛虫で、基本的には褐色で白色・黒色紋がある。マツ類の中でも特にアカマツに被害が多い。胸部に毒針毛を持ち、激しい痛みののち痒みが続く。幼虫は秋に多く見られ、幼虫で越冬して翌年6月ごろに老熟し繭を営む。繭にも毒針毛がついているので注意が必要である。不用意に触れると皮膚炎を起こします。