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気がつかないシロアリ被害
シロアリは暗く、風通しが悪く、湿気の多い所に棲息しています。そして日光や外気を嫌うため、木材の表面を残して内部だけをどんどん食害してゆきます。また、食害を受けるのは床下の木材が多く発見しにくいため、気がついた時には木材の内部は空洞になっていることも多々あります。
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シロアリ被害の特徴
シロアリの被害にあっている建物は次のような特徴があります。
- 羽アリが出た
- 近所で羽アリが出た
- 床下が低く風通しが悪い
- 風呂場の敷居が腐っている
- 洗面所・トイレ等が水漏れした
- 畳や床がフワフワする
- 柱をたたくと空洞音がする
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専門家への依頼で早期発見
シロアリはなかなか発見しにくい場所にいますので、何か様子が変だと感じたらすぐに専門家に調査を依頼した方が良いでしょう。調査マンは床下木部の様子や蟻道(シロアリが通るためのトンネル)の有無などを入念にチェックし、万一の場合の早期発見に努めます。
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被害の処理は早いほど経済的
シロアリの被害はあっという間にひどくなります。被害を受けている事が分かったら直ちに処理する必要があります。被害箇所を中心とした駆除処理はもちろん、シロアリの再侵入・再発生を防ぐ予防処理を併せて行いシロアリを完全にシャットアウトする事が大切です。被害が大きく、建物や部材の強度に問題が生じそうな場合には、柱・壁・床・大引きなどを取り替えなくてはならない場合もあり、被害額も多額の損害になります
シロアリ防除の内容
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木部処理
■土台や床束等、シロアリが食害しやすい木部に吹き付け、穿孔処理等を行い、木部への侵入を防ぎます。
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土壌処理
■床下の土壌面や基礎面に薬剤を散布し、シロアリの侵入できない防御層を作ります。
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素材協力:フリー素材やすらぎ庵(http://www.yasuragian.com/)
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