「質問:個人でゴキブリを駆除できるのでしょうか?やっぱり、駆除業者に頼むほうがよいのでしょうか?」
ゴキブリの発生・繁殖が多い場合や殺虫剤を自分で扱いたくない場合には、駆除業者に頼むほうがよいでしょう。駆除剤を安全に使用するには安全な服装かつ専門的な機械も必要となります。
とは言え、駆除を個人で行う一番のメリットはやはり経費が安いことです。その他のメリットとしても、店舗・厨房・自宅など自分が良く把握しているので駆除業者よりもゴキブリの発生状況をよく知っているといえます。
逆にデメリットとしてはうちに出てくるゴキブリにはどんな殺虫剤が効くのか?人体、ペット、食器などへのへの安全性はどうなんだろう?実際に駆除できる効果や効率はどうなんだろう?など心配事があげられます。
プロの駆除方法
- ウェット工法
- 基本的作業と致しまして・・・
- 残留噴霧:ゴキブリは物陰に隠れているので薬剤の直接散布は難しいです。そこでゴキブリが歩行する床・壁面に薬剤を散布しその上をゴキブリが歩く事により殺虫(経皮中毒)させます。
- フラッシング:物陰等に潜んでいるゴキブリを追い出します。
- ULV噴霧:高濃度少量散布空間噴霧。(ちょっと難しい名前ですが)煙より細かい粒子の薬剤により隙間等に薬剤が到達しやすく、追い出し出てきたゴキブリに効力を発揮致します。
- 確認:空間噴霧を行ってから一定時間ゴキブリの殺虫を待ち、死骸等の確認を致します。
ゴキブリ駆除ULV施工
|
ゴキブリ駆除残留墳霧施工中施工
|
- ドライ工法
- 基本的作業と致しまして・・・
- 養生:薬剤がつかないように食品や皿などへ養生し又、ドアや換気扇にマスキングやビニールシートを貼り薬剤が外に漏れないようにする。
- 残留噴霧:ゴキブリは物陰に隠れているので薬剤の直接散布は難しいです。そこでゴキブリが歩行する床・壁面に薬剤を散布しその上をゴキブリが歩く事により殺虫(経皮中毒)させます。
- フラッシング:物陰等に潜んでいるゴキブリを追い出します。
- 蒸散機設置:薬剤を高温で蒸散させそれをファンで送り部屋の隅々まで薬剤を到達させますので高い殺虫力が期待されます。
- 密閉蒸散:一定の時間(3〜4時間)以上部屋に蒸散した薬剤を充満させ殺虫力をさらに高めます。
- 開放:養生・マスキングを外し部屋の空気の入れ替えをします。
- 確認:空間噴霧を行ってから一定時間ゴキブリの殺虫を待ち、死骸等の確認を致します。
- ベイト工法(薬餌)
- 基本的作業と致しまして・・・
- エアーベイト等噴霧:隙間や物陰の薬餌が届きずらいゴキブリに対しスプレイ状のベイト噴霧をする。又は、スプレイ殺虫剤などの処置をする。この時ベイト剤には薬剤がかからないようにする。
- ベイト設置:ゴキブリが夜間徘徊し餌を求める場所にベイト剤を設置する。薬剤散布のように速効性はないが時間が立つにつれドミノ効果(ベイト剤を摂取したゴキブリの排泄物や死骸を食べたゴキブリも死ぬ)も発揮され高い効果が得られる。
- その他
- 煙霧・トラップ等があります。
|